*ワークショップ① *ワークショップ② *ワークショップ振り返り
*カルチャーイベント
今日は1日かけての、ワークショップの日です!朝の部と午後の部に分け、それぞれ150分のクラスが開かれました!朝礼と朝食を終え、早速それぞれが希望したワークショップに参加しました〜(*゚▽゚*)全てではありませんが、私たちが参加したワークショップで、どんな活動をしたのか、以下で紹介します!
(1) Investigating Baltic Sea coastal biodiversity, micro litter & making plankton nets
【Reporter: MISAKI】
このクラスでは、キャンプ場の海岸線に出て、プランクトンネットを作り、それで捕まえた様々な海の生き物を観察しました🐠
何気なく存在する石が良いエコシステムを作り出していることや、エストニアの海は海水濃度が世界の海よりもかなり低いため、貝が大きく育たないことなどを知りました!ちなみに、エストニアのクラゲは、ドイツなどの海で生まれてエストニアの海で一生を終えるらしく、死ぬ間際なので刺すことはないんだとか😳プルプルで最高の触り心地でした(о´∀`о)♪
そして、さらに衝撃的だったことが...。海水の砂の中にも小さなプラスチックが存在しているのだそう。この記事を読んでいるほとんど全ての方が、洗濯機で衣類を洗濯しますよね?その洗濯により、衣類のプラスチック成分が分離され、生活用水として洗濯水が流されることで、海にプラスチックがばらまかれているみたいなんです。確かに、言われてみれば、当たり前😓日々の生活による環境への影響を考えさせられる活動でした。
最後に、講師の先生が他の地域で収集した海水と、今回作ったプランクトンネットで収集した海水を観察!まあ、プランクトンの細かい名前や違いまで分かるはずもないのですが...それでも、見えるプランクトンが全然違うものだということは分かりました!高校卒業ぶりに顕微鏡を目の前にし、使い方に戸惑う大学生でありました(笑)
(2) Fair trade & sustainable consumerism
【Reporter: MISAKI】
このクラスでは、フェアトレードについて、知識として学ぶだけではなく、ロールプレイなどを通して、体験的に考える活動を行いました。
教室の床に描かれた世界地図を用いて、カカオやお茶、チョコレートなどの生産上位国や消費上位国を当てるクイズで活動をスタート!みんな知識としては、割合頭に入っている印象👏
ロールプレイでは、チーム分けをし、渡された封筒に提示されている条件で生産を行うカカオ農家になりました。農場の条件や目標収入、フェアトレード農家か否かなどに沿って、グループで生産方法を考えます。道具は、紙、鉛筆、ハサミのみ。1枚ずつ丁寧に生産し、1つあたりのカカオに高い金額を得るグループや、数枚重ねて一緒にカットし、1つあたりの価格は安いものの数で勝負するグループなどがありました。査定担当者が、出荷可能か否かを判断し、各グループの収入を発表して活動を終えました。
体験的にフェアトレードがどのようなものかを学べた反面、カカオ生産で生み出された紙がエコではないのではないかという活動に対してのリフレクションもあり、活動前後を含めて、面白いモノになりました!
他にも、フェアトレードについてのビデオを見てディスカッションしたり、出身国のフェアトレードや環境への取り組み状況について話したり、今後環境のために自分たちができることを考え、ツリーにまとめたり、終始アクティブに活動しました\\\\٩( 'ω' )و ////
施設内に販売していたフェアトレードのアイスも美味しかった🍦
(3) Collecting natural paints from plants & creating art
【Reporter: SORA】
このクラスの活動内容は、①森から様々な植物を集めて虹を描くこと、②森で集めたものを使って画用紙に森を表現することのふたつでした🌿
まずはじめに森に入って画材探し、、虹を描くと言ってたけどそんな植物だけで色々な色を揃えられるのだろうか?と少々不安に襲われましたが、地元っ子にキノコやベリーの場所を教えてもらいなんとか色を揃えることができました🖌
その時感じたことはベリー最強🍓🍓ということです!ベリーを紙に擦り付けると、その種類によって赤、ピンク、紫、青と様々な色に、とっても鮮やかに発色するからです!そして何よりお腹が空いたらおやつになります😎(これまたエストニア人の子に食べる食べられない、美味しい美味しくないなどを教えてもらったのでお腹も壊してません!)
虹が完成したらお次は森づくり🍂
発想力もセンスもまるでない私は、ベリーをこすりつけて木の幹を描き、その辺の落ち葉や木の実を貼り付けて(いい出来だ、、)と満足していましたが、他の子たちの作品を見てその自信を一気に失います。
炭を鉛筆のように使って普通に絵を描いている子もいれば、落ちている羽根をベリーの汁につけて繊細な絵を描いている子もいて、、幼稚園児の作品みたいなものを作っていた私は一体、、🙄
クラスが終わった後も羽根ペンとベリーをつかって肌にタトゥーのようなペイントをしてもらったり、何故かウクレレを持ってきてる子の演奏とコーラスを聴いたり、、
大自然の中で森の匂いを感じながら穏やかな音楽を聴くという、とっても優雅な時間を楽しみました😌
後から聞くと、エストニアではこうやって植物を使って遊ぶことはよくあることだそうで、だから羽根ペンなどの発想も自然と湧くのだそうです。普段からスマホでしか遊んでいない私は本当に反省します🙍♀️
自然と共に生きる素敵さを肌で感じることができ、とてもよい経験となりました🌱
(4) Creating comics for greater impact
【Reporter: KAREN】
このクラスでは、「地球」や「持続可能性」といった大きなテーマをもとに自由にマンガを制作しました✏️
指導してくれたのは実際にアーティストとしても活動されている方👩🏽🎨
最初は基本的な表現の仕方、状況や感情によって吹き出しの形を変えるなどのテクニックについて教えてもらいます。その後は1分→30秒→10秒→5秒と、車を段々とスピーディーに描いてみよう!ということをしました(笑)。他の子と比べてみると、ひとつ「車」を描くにしても、描き方が正面🚘であったり、横🚗であったり、走っていたり、背景が変わっていたり‥。それぞれ違うのは当たり前でも、やっぱり絵から見える個性は楽しいです☺️
次はいよいよ、創作マンガに取り掛かります。まずは雑誌から写真を切り抜き✂️、コラージュしながらドラフト作り。それが終わると本番に移ります。テーマが広い分、何を書こうか悩む‥。
出来上がるとみんなで発表会です👏
発表するほどのもの出来てない‥拙い英語での説明も自信ないなぁ‥、なんて思っていましたが、皆さん真剣に発表を聞いて下さり、素朴に嬉しくなりました🙂
ここでは「一人一人がそれぞれの考えを持っていること」、それ自体に価値があるのだと感じさせられました。学校では何をするにも「評価」や「判断」が下されがちですが、それがない自由な空間にホッとした自分‥。
自分を表現することを素直に楽しもう!そう思うことができたワークショップでした😁
どのワークショップも体験型、且つ、日本では中々体験できないような内容が盛り沢山でした!活動前は、「え、これみんな参加しないといけないの?」など、正直活動選びや参加に消極的な私たちでしたが、大満足😆「エストニア来て、これが一番面白かったかも!」と手の平を返したように、笑顔に満ち溢れていました(笑)食わず嫌いはよくない(笑)
休憩と夕食を終え、それぞれのクラスでどのような活動をし、どのような結果が得られたのか、全員で共有し、ワークショップを終えました。
そして!今晩のEvening Programの担当は、いよいよ日本チームです!
浴衣に着替えてスタンバイ!準備もギリギリまで相変わらずバタバタな私たち(笑)
YouTubeに日本の伝統文化とポップカルチャーを織り交ぜた、とっても素敵な日本紹介ビデオがあったので、最初にみんなで見ました😊✌️
会場の人たちが参加できる体験型のプレゼンテーションを...ということで思いついたのが「折り紙」!その中でも、日本人にとってはかなり重要な「折り鶴」に挑戦することにしました!
せっかくなので、ただ折るだけではなく、千羽鶴に関する1つのストーリーをと思い、原爆の被害を受け、長寿の願いを叶えるために千羽鶴を折り続けた佐々木禎子さんの話を紹介。身近な話として、京都アニメーション放火事件で贈られた千羽鶴の紹介もしました。
さて、いよいよビデオを見ながら、折り鶴体験開始です(*゚▽゚*)👏
もちろん、難易度は高め...(笑)
あちこちで、日本人アシスタントを求める声が上がります😂でも、みんな興味津々で、めげずに最後まで作りきったからすごい!中には、2つ目の鶴にチャレンジする人もいました(驚)
そんなこんなで、与えられた20分をさらっと超えて発表終了(●´ω`●)でも、日本の文化の1つをうまく紹介できたかなと!
そして、少しではありますが、日本から持参したお菓子をお裾分け!やっぱり日本のお菓子って大人気ですね。
溢れるように高校生が集まり、あっという間に完売🎉「1人1つ」と条件を出すと、「どれがおすすめ?」「2つとってシェアしよ!」と、みんな悩みに悩んでいました(笑)もっと持って行ってあげればよかったなあ...。
その後に、リトアニア、ウクライナ、スロベニアの文化発表が続きました。お菓子も食べることができました(*^◯^*)!
そして、今日がキャンプ最後の夜ということで、23時のSilent Hourまでみんなでお喋りをしたり、踊ったり、楽しく過ごしました😊 GOOD NIGHT🌙
【Reporter: MISAKI】
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