いよいよ本日からUNESCO BSPキャンプがスタート!...その前に、Tallinnの街を満喫しておきました。
タリン初の時間までは、自由行動。
我々の中のサウナ班は、かなり早起きして朝活!
エストニア在住日本人に聞いたサウナに向かい、目を覚ましておりました⛰🌞エストニアで水着を買った甲斐があったみたい(笑)
KGBミュージアムに行ったメンバーもいました。
エストニアは1991年の独立まで、ソビエト連邦の支配下にありました。そのソ連時代の遺産を保存・公開している施設の1つがKGB博物館です。
時間があればみんなで行きたかった!
そして、私たちに欠かせないのがスイーツですね(笑)キャンプが始まったら、美味しいご飯やスイーツが食べられないのではないか、という不安にかられ、みんなで仲良くクレープ屋さんへ🍰
やっぱりお腹の幸せが活動源(*゚▽゚*)!
そんなこんなで、BSPキャンプに向かう時間がやってきました。
オープニングセレモニーより(内容要約)
UNESCOのAssociated Schools Project Network(ASPnet)は、国際理解・国際協力の教育の開発を目指した体験的活動を促進するために1953年に設立されました。その研究の主なテーマは、「世界的懸念と国連システム(World Concerns and the United Nations system)」「人権と民主主義(Human Rights and Democracy)」「異文化学習(Intercultural Learning)」「環境問題(Environmental Issues)」の4つです。そして、UNESCO APSnet schoolsの中の1つの国際ネットワークとして、Baltic Sea Project(BSP)は、バルト海流域のより良い環境づくりを目指して、1989年から始動しています。
UNESCO BSPキャンプが毎年行われている理由は主に3つあります。
①環境意識は質の高い教育の1つの鍵であり、それを促進することは、私たちがより良い変
化への担い手となり、明るい未来を作る一員となることに繋がる。
②気候変動に対応するには、異なる文化の人々が意見の相違を脇に置き、より良い環境状態
を目指して協力する必要がある。
③キャンプを通して、新しい人々と出会い、新たな知識を得て、より良い自己イメージを体
験的に作り上げることは、面白く、教育的に役立ち、楽しいことである。
これらの目的のため、、バルト海周辺地域の高校生や教員が集まり、毎年様々なアクティビティーや文化イベント、講義が行われています。今年は、日本とロシアも含めて7カ国から、エストニアのRoostaに集いました。
オープニングセレモニーを終えて、集合写真を取り終えたら、すぐに夕食の時間になりました。キャンプ中のご飯を心配していた私たちでしたが、予想をはるかに超えて、豪華!美味しい🍖
フロントにはお菓子もアイスも売っていたので、全員落ち着きを取り戻したのでした(笑)
夕食後、全員でお互いに自己紹介。チーム分けをして、Nature Landscape Gameの始まりです🎉国連が定めた17個の持続可能な開発目標(SDGs)に基いた8つの問題がキャンプ場の広い範囲に隠されています。チームで協力して、それらの問題を見つけて解き、ゴールを目指しました!
今回用意されていた8つのお題は以下の通りでした♪( ´▽`)
【ALL】Use natural materials around you to create the logo of one of the Sustainable Development Goals on the ground. Take a photo of it with your smartphone.
【4. QUALITY EDUCATION】What is the name of your favorites teacher? Write it down on a paper. There are 750 million people in the world who couldn't do what you just did. Why?
a) Because they don't have access to writing materials
b) Because they never had the chance to learn how to read and write
c) Because literacy is not valued in their society
【8. DECENT WORK AND ECONOMIC GROWTH】Find a label on your clothes with the name of the country where it was produced. What do you think is the average monthly salary of the factory worker in this country?
a) 20-40 euros b) 60-80 euros c) 100-120 euros
How many of these plant species can your team spot in your location? Take a picture of any new species you find.
Search for the slogan "The best surfer out there is the one having the most fun" at the beach surf bar. (Based on that slogan take a picture of your team acting out what the slogan and its meaning would look like to you as a picture/ situation/ poster/ emotion etc.)
【2. ZERO HUNGER】173 kilograms of food per person is being wasted in the EU annually. What do you think this amount is for Estonia?
a) 112 kg b) 185 kg c) 265 kg
What can you do to reduce this amount for your family?
Read about the biota of the North-West Estonia. What type of lakes, birds, amphibians and mammals are rare in this area? Memorize them and name them out loud when you get to the finish to get points.
Find the most colorful person from your team and play the scenario:
He/She has fallen over a tree branch on the ground and complains about pain in
their left arm. Use what you have (clothes and etc.) to stabilize their hand for first aid.
このゲーム、出身国が異なる高校生たちと仲良くなれただけじゃなくて、とっても面白かった!SDGsについては大学の講義で学んだことがあるメンバーがほとんどだったものの、身近な植物や物質を用いて実践することや、具体的な国やモノに対して具体的な数字を用いて考えることは初めてでした。なので、すごく新鮮で、頭と体をかなり使って取り組む必要がありました。
そしてメンバー全員が驚いたのが、 高校生の使える知識の多さ!日本でも、植物について小学校や中学校で知識として学びますが、怪我に効く薬草や食べれるキノコについて、突然答えられる大人がどれだけいますか?エストニアの高校生は、「これ食べれるキノコ」と言って、平気でその辺に生えているキノコを食べるんです( ;∀;)
試験のための知識ではなく、生活のための道具として、あらゆる教育が 行われており、1つの教育課程を終えても、それがずっと生かされていくのだなあと、感動した大学生6人組なのでした...。
さあ、寝る前のEvening Program👏本日は、主催国エストニアの高校生がプレゼンテーションをしてくれました*.。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .
エストニアの自然や言語、サウナやダンスなどの大衆文化についてのプレゼン!2,000を越える島々があり、国土の50%は森林なんだそう😳
エストニア語もみんなで練習してみたけど、難しい...数字については、エストニア出発前からみんなで練習したはずなのに...(笑)
エストニアの伝統舞踊もみんなで練習して踊りました!
ただ、何よりも面白かったのは、Wife Carryngゲーム(笑)我らがアイドルが、ラトビア人の高校生の奥さんとして担がれました🥺👏世界のお祭りって面白い!
午後から始まったBSPキャンプでしたが、こんな感じでいろんな国の人たちと仲良くなれた1日目となりました◎ 私たちの日本文化紹介ももうすぐなので、早く準備せねば...。
〈おまけ〉
キャンプ場に到着してすぐに撮影した集合写真。
こんな感じで、何を求められているのか、私たちは何をしているのか、よくわからないぐちゃぐちゃな展開だったのですが、言われるがままに身を任せて取れた航空写真はなんと!!!
素晴らしい👏
ん〜\\\\٩( 'ω' )و //// 言われるがまま、やってみるもんですね。
ドローンすごいな。という感じでした!
【Reporter: MISAKI】
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